築地にある割烹おかみ丼丼の7周年企画で曹洞宗のお坊さん藤田一照さんの講演会がありました。
治療中におかみさんが熱心に一照さんの良さを語るものだからこれは行かなくては!
と治療そっちのけで思い参加させていただきました。
なんとなく仏教には興味があったのですが、本格的にお坊さんのお話を聞くのは初めて。
はやる気持ちをおさえおかみ丼丼に着くと、なんと一番乗り。
すでに一照さんがカウンターにいるではありませんか!!
こんな感じでカウンターの中ですでにお酒を呑んでいらっしゃるではないですか!!
これは型破りなお坊さんに違いない!!
一照さんがお坊さんになるきっかけは、なんと鍼灸師の故伊藤真愚さんに
弟子入りをしようと訪ねたところ、円覚寺で坐禅をして来なさいと言われ
坐禅をしたら鍼灸師より禅僧の生き方に興味が出てしまったそうです。
伊藤真愚さんはTAIUとも関係の深い鍼灸師で坐禅は般若心経、鍼灸の古い本を重んじる
大変素晴らしい鍼灸師でした。
渡されたのは英語のテキスト、、、お酒が入っているのに。
一照さんによると仏教とは
常識や体制に対する強烈なアンチテーゼだという。
ブッダが当時経験したお城での豪華な生活、それと対局の死を感じるほどの苦行には
なんら真理はなかった。
菩提樹の木の下で座った時に悟りを開いた。
ただ座っているだけで幸せを感じることができる、
生きているということの素晴らしさに気づく。
一照さんは
瞑想などの「やり方」メソッドを使って真理を掴もうとするのではなく
その人の「あり方」が大事だと言っています。
あり方とはどのように生きるか、だと思うのですが
それは快楽に溺れるのでもなく、苦行するでもなく
「愉快に生きる」
これが大事だということです。
愉快に生きる!
これなら僕にもできるかも(笑)
詳しくは一照さんの著書に書いてあります。
すごく読みやすくお勧めです!!
これを読んでみんなで愉快に生きましょう☆