いつもお世話になっている医科歯科大で心身医学・精神医学の勉強会がありました。
僕がお勉強させていただいている口腔外科の精神科医と口腔外科医の先生が講師となり
新人研修という形で各科の先生が聴きに来ていました。
興味深かったのは歯科で病名のつく顎関節症、舌痛症などの多くは精神科病名が
つくということでした。
身体の症状はメンタルと関連が深いということですね。
またもう一つ驚きは精神科の病気の多くは今後研究が進むと身体的な問題として
扱われる可能性が高いということです。
例えば脳の形の異常や、ホルモンや伝達物質、遺伝子などによって現在精神科で診療されている
病気の多くは説明がつくということです。
前に観たNHKの後天性サヴァン症候群の方々の様子をみると脳機能の変化がその人の才能や感情に
影響を与えてしまうことからも「ふむふむ、なるほど」と納得しました。
口腔外科医で心身医学の先駆者の先生
精神科医でありリエゾン診療(各科との連携診療)を専門にしている先生
東洋医学の「心身一如」の考え方の大切さを再認識した1日でした。
そのあと御茶ノ水で懇親会を開いて解散しました〜〜(笑)