お灸の「灸」の字は久しい病(慢性病)に「火」をもって治すという意味があり、当院では重要なポイントにお灸をしています。
TAIUの灸では、肩こり腰痛はもちろんアトピー、喘息、頭痛や顎関節症にモグサを糸状から米粒ほどの大きさまで自在に形を変えて使用していきます。
灸は体に微小な火傷を与えてそれを治そうとする自然治癒力(白血球や免疫細胞の増大、神経系やホルモン系の賦活)を高めて病を治そうとするものです。
戦前のような予防接種や抗生物質がない時代には1円玉ほどのお灸をすえて、しかも膿(白血球の残骸)が出続けるような膏薬まで貼ったものです。
最近、抗生物質の乱用で薬の効かない耐性菌が問題になっていますが、お灸の免疫作用がもっと見直されて良いでしょう。
戦後の日本鍼灸界を背負った先達には戦前は不治の病であった結核をお灸で直した人が多かったです。
また兼好法師や豊臣秀吉、松尾芭蕉はお灸の愛好家でした。
お灸に関する一番古い資料は中国の前漢初期(紀元前180年頃)の長沙王の宰相のお墓から出土した「足臂十一脈灸経」と
「陰陽十一脈灸経」で、この頃には現在使われている経絡経穴のほとんどが解明されていました。
日本には紀元後500年頃、仏教の伝来と共に伝わりました。
TAIUではこの中から10穴を身体の大本から治す基本穴としてまとめました。
①曲池 ②足の三里 ③中封・三陰交 ④至陰 ⑤失眠 ⑥志室 ⑦陽関 ⑧大椎 ⑨肩井・膏肓 ⑩百会
日本伝統鍼灸を基に院長が考案したTAIU治療を行います。使うのは細くて柔らかい「はり」と米粒ほどの「お灸」、そして人間が本来持つ「自己治癒力」です。当院では患者さんの症状や刺激への過敏さをみながら治療を行いますので、「はり」や「お灸」が初めてでも安心して受けて頂けます。
臨床経験豊富な鍼灸師が治療にあたります。肩こり腰痛はもちろん、喘息、アトピー、頭痛、顎関節症といった専門性の高い治療も行なっています。
当院は予約優先となっています。
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・東京医科歯科大学口腔外科リエゾン外来:
外科処置では困難な病態への鍼灸を研究
・モクサアフリカへの支援:
お灸で結核を治療している団体へ支援
・隅田川医療相談会鍼灸班:
山谷地区での生活困窮者への診療
・BIG ISSUE健康相談会:
ホームレス自立支援雑誌BIG ISSUE販売員への診療
・山友会での診療:
山谷地区にある診療所山友会での診療
2024/3/27
中国での第9回国際灸法学会での講演のため4/15(月)〜4/26(金)まで休診いたします。
4/30(火)から診療いたします。ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
2024/8/5
8/13(火)〜8/16(金)まで夏季休診いたします。8/19(月)より通常通りに診療いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
2024/8/5
栢之間先生がJICAに行くため8/9より1年間休診いたします。
来年8月に戻ってくる予定です。